ジギタリスの庭









今日は、市が主催のオープンガーデンバスツアーに参加してまいりました。


市内の約70件のお宅や施設のお庭を拝見させていただくという催しものです。
いろいろとコースが分かれていて、わたしは9か所のお庭を拝見することができました。



どのお宅のお庭も個性的で素敵でしたが、なかでも花農家を営んでいらっしゃるこちらのお宅の庭は圧巻でした。



ジギタリスがこんなに立派に咲いているのを見たのはこれが初めてです。
ジギタリスルピナス、デルフィニュウム、コーンフラワー・・・
まるで野の花のようにこれらの背の高い花たちが風に揺れている。
それは、あこがれの風景でした。
2・3日まえの日記に憧れの人が古い空き家物件を見つけると胸がときめくというのを聞き、その家を想像してみるものの、悲しいかな「前庭」しか想像できない、それは「原っぱのようで」と、書きました。
その「原っぱ」は、こんな感じなの。
コスモスでも、マーガレットでもいいんだけど、同じ花が群生していて、その間にまた別の植物が顔をのぞかせてる、風な。
花の原っぱのその向こうに平屋のお家。
そんなイメージだけは、湧くんですがね。


ゆっくり堪能したかったけれど、バスは10分の滞在時間しか許されす、後ろ髪を引かれる思いでした。涙




まだまだこれから大きくなり不思議な花を咲かせる「アカンサス」。
ウィリアム・モリスがデザインのモチーフに使っていましたよね。



温室の中で、「ブルースター」の群生を発見。
うっそーん。一本150円・・・が、いっぱい・・・。(あはは)



ジギタリスのお宅は花農家さんで、おみやげに鉢植えを2つもくださいました。
太っ腹ですなぁ。
別のお宅では、このようにズラリと花の苗や球根を並べ、好きな物をお持ち帰りください、と分けてくださいました。
開花時期や花の特徴などを丁寧に説明書きされていて、愛情をこめて育てたものをいただくのだなぁと、ありがたい気持ちでいっぱいでした。
明日も、オープンガーデンに参加する予定ですが、あいにくの雨になるかもしれません。
少しでも晴れるといいなぁ。