NSP LIVE 2007 SONGS 〜歌は世につれ〜

天野滋 トリビュート ライブムービー特別上映会


草月ホールで上映されたライブ映像を観に行ってきました。
当日券ですが、観てよかったです!





ライブ映像が始まる前、会場にはオルゴールの音で、「八月の空に翔べ」が流れていました。
高橋ジョージさんと平賀さん、中村さんの3人での歌から始まり、龍之介さんは2番手に登場しました。
19歳の龍之介さんはとても初々しく、迎える平賀さんと中村さんは、この若者がNSPの歌を知っていることが嬉しくて仕方がないとでもいうように、笑顔で龍之介さんの話に耳を傾けていらっしゃいました。
お父さんがNSP世代だったことや、選曲した「八月の空に翔べ」の詞が今の自分ととても重なる…ということや、「この歌は1978年に発表した歌だけど龍之介くんが生まれたのは1988年で、お父さんは何歳?」「うーんとたしか45歳」会場どよめき…とか、平賀さんと中村さんだけでなく会場にいらっしゃるNSP世代のファンの方たちすべてが、このフォークを歌う若者をあたたかいまなざしで受け入れてくれているような雰囲気でした。
歌い始めてからは、なおいっそう、平賀さん、中村さんは笑顔でこの緊張した面持ちの青年をサポートし、「うん」「よし」って言ってるようにリズムをとってたえず龍之介さんのほうに目をくばりながら演奏とコーラスをしているように見えました。
優しい表情で、お二人とも・・目じりが下がって見えました。(笑)
龍之介さん、声もよく通っていて透明感がありましたね。青春の歌が似合う男です。(^^)
他の出演者は、NSPとともに時代を駆け抜けた、いわば戦友のような間柄だとしたら、龍之介さんはその子供、なんですね、きっと。
そのお二人の満面の笑みを見てると、じわーっと目頭が熱くなってきてしまいました。
平賀さん、中村さんは、龍くんのその姿に天野さんを、重ねているんだなーって、伝わってきました。
「若い時の天野そのもの」「こんなかんじだった」ってしきりとおっしゃっていましたよね。
コンサートのときは龍之介さんの表情がわからない2階席だったので、スクリーンいっぱいに映る龍之介さんにただただ感激しました。
淡々と歌うなかにもそこはかとない色気さえ漂っていて、驚きましたよ。
ギターを弾く姿、長い手足、首、目線のはこび…
龍くん、すてきでかわいいー!!
龍之介さんがスクリーンに映ったのは9分くらいの時間でした。
歌の途中、若かりし頃のNSP、天野さんの映像が挟まると、わたしの隣や前の席の女性は涙をぬぐっておられました。
3人で笑いながら写っている写真などが映って。切ないですよね…。
龍之介さんの歌う声が流れて、大画面には天野さん。。


ライブムービーは曲のタイトルなどのテロップも一切なく、ライブそのもののように進んでいきました。
それにしても・・・・・高橋ジョージさん、南こうせつさん、細坪 基佳(元ふきのとう)さん、鈴木康宏(元オフコース)さん、Char さん。みんな歌うまいなっ!!


最後に出演者全員がステージに登場するのですが、胸のところで拍手する体制のまま一瞬固まったままの龍つんの姿がなんかもう懐かしいというか、「あーっ!龍だぁ!」って想いましたね。(笑)
そして最後、エンドロールで曲名が順々に映しだされ・・・
最後の最後にお宝映像がありました。
それは、ライブ直後にインタビューした出演者のみなさんひとりひとりのコメントです。
龍之介さんは
「自分が歌ってるんだけど、コーラスや演奏がレコードとまったくおんなじだったから、それがすごかったです。(すごく嬉しそう)」みたいなことをおっしゃっていました。
それがさ〜、あの独特の「間」のとり方でしゃべってるの。なつかしいよね。
可愛くて、「あー、この子この子!わたしがすきだった子!!」ってジーンとしました。


会場となった草月ホールはかつて平川地一丁目もライブをしたことのある場所です。
ステージを囲むように椅子席が配置されています。決して広い場所ではなくこじんまりとした良質の空間でした。
2004年のこと。彼らは幼く、でもほんとに輝いていました。。。。




あの頃のように


今回のライブムービー鑑賞のために、実は平川地ファン15名が各地から、集まりました!
久しぶりの再会に、心躍りました!
とりあえず、ランチしましょう〜♪



レストランはこんな感じで開放的な空間でした。
「アン・カシェット」隠れ家という意味だそうです。



前菜…パンプキンムースじゃなかったの?

主菜…肉(笑)

デザート…苺ソースのなにか…アーモンドってたしか、ね?

壁面がわたくし好みでしたん。





今回、改めて思いましたね。
こうやって、みんなと街なかを歩くこと・・・・
軍団(笑)
これこれ!この感覚がほんとに懐かしくて嬉しくて!!
みんなの歩く後ろ姿を、一番後ろから見ながら歩くの。
それがわたしだったなぁ。
平川地ファンであり、軍団ファンだったなぁ。
ライブが始まる前のお茶した時間、ライブの後の居酒屋談議。
そういうことがほんとに楽しくてたまらなかった。
今回それを痛感しました。
そして、こんなふうに集まれるみんなが大好きだ。
こういう機会はなかなかないけれども、またね、逢いましょうね。
今回逢えなかったお友達たちにも、いつか、逢えたらなと、思います。
たくさんのお土産を、ありがとうございました。


龍くん。そして直くん。
ありがとね。