[天然赤石便り]




お客さんにいただいたもの



その1



銅製のやかんは高価です。お客さんが「もう少しお安かったらな〜。」と、銅製の和のやかんをみてため息をついていました。
「家でも使っていたんだけれど、空炊きしてしまって、やかんの中も外もひどい状態になってしまったの。あれはもう使えないわ。」
「じゃあ、お花を活けたり、植物に水やりをするときに使ってみたらどうでしょう?」と、わたしは言いました。
そしたら、その方は目をキラ〜ンとさせて、「また来ます!」と言って帰って行かれたのです。
しばらくしたら、その方はやかんをぶらさげてやってきました。
「このやかんなんだけど、あなた、お花を活けたりして、つかわない???」
お目目をキラキラさせて、わたしにやかんを渡します。
「はっ?えーと、はぁ・・・」
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現在、家のベランダの植物の水やり用やかんとして活用しています・・・・・・・・・・・・・






その2



「これあげる。ちょっとゆがんでるけど。」
自作の湯のみ茶碗を2点、いただきました。
すごく軽いのに驚きました。
飲み口のところとかすごく薄い。こんなに薄く作るのはとても大変なことです。
釉薬も凝っていて、中と外の釉薬が違っています。

そのお客さんと、陶芸の話などは一度もしたことがないんだけど、唐突に、どうしたのかな?
このお茶碗を持ち帰った夜、一番お気に入りだった作家さんの湯飲み茶わんが水切りかごに不安定に置かれていたところにわたしがぶつかって、あっけなく割れてしまいました。
かなすぃ・・・・。わたしのバカ。


昨日は温室で育てられたという柔らかい長ネギも、ゆきずりのお客さんからいただきました。
「ひとりでお店番」の日は、いろんなことがあります。
忙しくもありますが、おおむね楽しいです。
楽しくないこともあるんですよ。うへへ・・・がぉ〜(((へ`O´)へ