私は、昼間、さまざまな葉の緑の色と質感を楽しむのも好きだけど、
葉の輪郭だけがなんとか確認できる程度の夜の暗闇の中に浮かび上がる植物たちを見るのも好きです。






あれから一年ですか・・・
あの日の空気とか匂いとか、肌に感じたじめじめとした生温い温度とか(あの日の仙台の朝は暴風雨でした)
そういうことは凄く覚えています。
でも「解散」という言葉の持つ意味を、あの時の私はちゃんと理解出来なかったんだろうなぁ〜って思う。
だって今振り返ると、あの時は大丈夫だと思っていたものの、妊娠中の体調が優れない日が続き
心も決して健康とは言えなかったと思うから。体調が優れないと心も乱れてしまい、物事を受け入れる思考も
低下してしまうものですもんね。とにかくあの時の私の体調にも心にも、ほとんど余裕がなかったんだろうな。
だから、頭では衝撃を受けつつも、いまひとつ「解散」という言葉に現実味が感じられず、その言葉に全く重みも感じられず
自分で自分の中のギャップに違和感を抱いていたのかもしれません。
どこか冷静な自分がいたのも、今思えば、ただただ受け入れるだけの余裕がなかったんだということに、今更ながら気付きます。
私にとってのラストライブでさえ、気力が体調の悪さに負けてしまい、途中参加という形で座って聴くのがやっとだったもの。
だからね、結局私にとって何もかもが中途半端に終わってしまったまま、一年が過ぎた・・というのが今の本音です。
う〜ん。だから私は「ひきずり組」じゃなくて、未だよく理解しきれていない「取り残され組」って感じかな。笑



でも無理に理解しようとせずに私はこのままでいよう。