昨日、特別養護老人ホームで働いている男友達から、旦那さんにその施設の電気の修理をお願いしたいと
電話があったので、家族全員で行ってきました。
そこは、広瀬川の清流を眼下に、緑に囲まれたとても静かな場所。
旦那さんが作業をしている間、「あのおばあちゃんと話してあげてくれ・・」と友達に紹介されたのは
談話室で椅子に座り、バスタオルで包まれた赤ちゃんのお人形を愛しそうに胸に抱いた、80代後半ぐらいの一人のおばあちゃんでした。
聞くと、そのおばあちゃんはいつもその人形を抱き、寝る時も離さないらしい。
Hを抱っこしていた私は、そのおばあちゃんの隣に座り「こんにちは!」と声をかけました。
Hに気付いたおばあちゃんは、すぐに「あら〜可愛いわね。いくつなの?」と。
そして自分が抱いている赤ちゃんの人形を私に見せ、「私の子、今一歳。いい子いい子。」と言って頭を撫でていました。
そのおばあちゃんの赤ちゃんの人形を見つめる目がとても優しく、穏やかで慈愛に満ちた表情をしていて・・・
今もあの優しい空気に包まれた表情が目に焼きついてはなれない。
たとえ認知症の症状が進んでも、やりがいや慈しむ心を人は持ち続けているのかもしれない。
人は、理屈じゃないもの。
感情の生きものだから。
おばあちゃんに抱かれた赤ちゃん(の人形)。その表情は、おばあちゃんによって心を育まれているようなとてもかわいい表情でした。
おばあちゃん、よかったね。



でも、あの雰囲気(老人ホームの)・・・自然と母の姿を探す自分がいて、ハッとした〜笑








先週の土曜日、お義父さんがやっと退院しました。
これから、新たにこれまでとは違う生活が始まります。お義父さんにとっても、私たち家族にとっても。
でも私、自分の心に無理はしないぞ〜!