群馬県館林の「野鳥の森ガーデン」の芝桜を見に行きましたんですが、前日の雨がお花に残っていて、お花がうつむいていたので少し残念でした。
2週間前の桜のころ、そして桜吹雪のころが芝桜とともに咲き、最高に美しいということなので来年また行ってみたいです。




ルピナスもきれいな色がたくさんありました。かわいい。
このガーデン、開園が朝8時からなのに、30分も前に着いちゃって…いつもは10時まで寝ている旦那さん、なんだか張り切って早起きしちゃったんです。
館林と言えばつつじが有名な公園があるのですが、そちらはさっくりスルーして、さっさと家に戻ったので、一日が長かった〜。笑
徹夜マージャンから戻ってきた息子に「あれ?出かけるんじゃなかったの?」と、言われ、「もう行ってきた。」って答える両親。。
暇なので、そのあとは一人で外出しました。



これは深谷駅です。深谷で生産しているレンガを、かの東京駅が使用しているので深谷駅は頑張っちゃって、自分のところの駅もレンガをたくさん使用した立派な駅をこしらえちゃったんです。
ものすごく、立派です。外側だけね。見ごたえあります。外側だけ・・。
深谷にある唯一の映画館「深谷シネマ」に行きました。
マルタのやさしい刺繍」という映画が4月26日から5月2日まで、上映されるのです。お友達のブログで、この映画の感想を読んでから、ぜひ観たいなと思っていたのです。
マルタおばさんは夫を亡くして悲しみの淵から立ち直れないでいたのですが、若いころ「下着の縫製」という夢のある仕事をしていて、「いつかお店をやってみたい」という夢があったことを思い出し、奮起します。
でも、牧師である息子や、世間からは「いやらしい下着の店なんか」と、白い目でみられたり、あからさまな嫌がらせを受けてしまうんですね。
地方伝統の美しい刺繍を施した下着はインターネット販売で大反響を呼び、マルタおばさんとその友達にも夢が広がって・・。
店を始めなさい、と、背中を押してくれた親友が心臓発作で亡くなってしまうシーンは衝撃でした。
言葉にしては味気ないのですが「明日という日が来るうちに。夢や希望が色褪せないうちに。」と、教えてくれるユーモアと教えの詰まった素敵な映画でした。
ところで、深谷シネマは市の区画整理事業により移転することになりました。移転先は「七ツ梅酒造跡」が検討されています。「七ツ梅酒造跡」は、300年の歴史を持つ深谷の誇る貴重な歴史文化遺産です。現在はかなりの痛みがあり、映画館として再生するには大掛かりな改装が必要だということです。敷地面積900坪というその場所には木造母屋、レンガ倉庫等の建物が操業時のまま残されているそうです。もし順調にいけば、とても素敵な映画館が誕生すると思います。
映画は自宅の大画面TVで楽しむ時代なのでしょうけれど、わたしは映画館に足を運ぶ、という行為が好きなので、これからもなるべく映画館で映画を鑑賞したいなと思っています。



そのあと、気になる雑貨屋さんがあったので寄り道をしました。
手作りの湯呑茶碗と、刺し子のティーマット。
一目惚れしちゃった。




そのほかには、綿と麻のエプロン、ワックスペーパーの袋。(ちょっとしたおすそ分けに便利な袋です。お花でも、野菜でも入れてプレゼント。)最近話題のシリコンのヘラ。これで瓶の底に残ったジャムも残らずすくえます〜。





古いビルの3階のお店なんですが、およそ熊谷には似つかわしくない(失礼だな)おしゃれ空間でした。
ユーズド家具や雑貨と、作家さんの手作り雑貨と、カフェ。
たしかお店の名前は「yottoco」だったかな。「寄っていこう」をもじった感じのネーミングなのかしら。




3階と2階の階段下のスペースで子供たちが遊んでいました。
秘密の基地みたいですごくワクワクする空間なの!
「写真撮ってもいい?」って聞いたら、子供たちがお人形などをかっこよくレイアウトしてくれました。
微笑ましくて、わたしもこの空間に混ざりたいほどでした。
良いお店と巡り合えて嬉しい日でした。