ガラス工房を訪ねて その2


昨日の日記はギャラリーの写真を貼り付けただけで終わってしまいました・・・。
あ〜、楽しかった。


わたし、ガラスの作品つくりははじめてです!緊張します。


工房はこんなふうです。



こういう炉の中にどろどろに溶けたガラスが入っているんです。そこから少し鉄の棒に取り出して、巨大なストローだと思って、息を吹き込み、ガラスにふくらみをもたせます。


これは膨らませて、またガラスを温めて、膨らませてという工程を2〜3回繰り返したところ。温めたガラスに重曹を少しまぶしてあげると「気泡」入りのガラスになるということです。棒は絶えず回転させて、息を吹き込むときも回転、大きさを整えるときも回転。そうしないと1200度に温まったガラスが水あめのようにだら〜んと垂れてきてしまいます!



こういう箸で、あとで「口」部分になるところの目安をつけていきました。


色ガラスを透明ガラスにまぶして作った方もいらっしゃいました。出来上がりは紫かもしれません。底の部分を板でならしているところ。底がある程度決まったら、底部分に別の棒(ガラスがついてる)を押し付けて口部分を切り穴します。この作業は2人か3人掛かりでします。長い棒と棒の間に作品がっ!画像がありませんでした。。。。



切り取って、今度は口の部分を作っていきます。コップなどに作る場合は細い口部分を広げていきます。



だんだんコップらしくなってきました。この方は「片口をつけてドレッシング入れを作りたい」との希望でした。箸でにゅーんと曲げると、いとも簡単に片口が出来上がりました。陶芸とは大違いです。
正味20分くらいで、全工程終了です。このあとゆっくり温度を下げて、完成品とご対面できるのは翌日です。
わたしは、気泡入りのお皿を作りました。先生は褒めてくれたけど、どうだろぅ・・・。
お皿は釜の中で棒を回し、ガラスを回転させながら大きさを調整していき、コップなどは床につかないような高さで、ブラブラ振り子のように揺らしながら、長さを調整しました。面白いです。この挟み箸、外国の有名な職人さんの作品だとかで、とても素敵でした。刻印とか、すごくかっこいいの。美大生時代に特注したもので、残念ながら職人さんはもう亡くなられてしまったので、貴重な箸だということです。ここにある道具がすべて『絵』になる、そんな空間です。たったこれだけの画像だと全然説明不足ですけど、ま〜〜、こんな感じ。笑


先生はお二人ともとっても教え方が上手で、柔軟な対応をしてくださる方。お友達はわたしより10歳ほど年上の方たち5名でした。皆さん歳を重ねていらっしゃるだけあってなかなか注文が多い!(笑)わいわいと楽しい時間を過ごせました。
事情があって、出来上がりの作品を目にするのは12月です。ワクワクします♪


かわいい黒ラブのごまちゃん♪
いっぱい遊んでくれてありがとう〜〜〜。キミって、人懐っこくて・・・んっとにかわいいよん♪