大変遅ればせながら、9月4日の日記にコメントいただいた方への返信を
書かせていただきました。今頃で申し訳ありませんが、読んで下さいませ。



赤石さんが私の近況報告として書いて下さってましたが、12日、龍之介くんが
来仙した日、私は秋休み中のこどもたちと、シカゴから戻ってきている友達Aと一緒に
仙台の奥座敷・秋保にある陶芸家・大場拓俊さんの工房「ギャラリー石神窯」で
陶芸体験を楽しんできました。手回しのろくろを回してまさしく奮闘!!してきました。



ここ「ギャラリー石神窯」がある秋保のエリア一帯を称して『ゆめの森』と呼ばれています。
ここには、わらの家やカフェ、歌舞団のけいこ場や古本屋などがあり、陶芸家や彫刻家、
自然やアートを愛する人たちが移り住み創作活動をしている場所でもあります。
  







私は夫婦ご飯茶碗と小皿を作りました。
明るく光が射し込む部屋で、とにかくただひたすら土を無心に捏ねて無心にロクロを廻す。
こどもたちの存在も危うく忘れそうになるぐらい(‥)無心に土に向かっている私。
あぁ‥何かが解きほぐされたような感じ。笑




一通りの工程が終わったところで、ここ石神窯の看板でもある石臼珈琲ポットで
先生が珈琲を淹れて下さいました。




静かな店内に立ち上る、火鉢にかけられたどっしりと腰を据えている鉄瓶から吹き出る蒸気。



珈琲の生豆を煎るところから見せていただきました。
焙煎した珈琲豆を粉砕するため、石臼で一人一人珈琲豆を挽かせてもらいました。
甘酸っぱい酸味の強いアフリカ産の珈琲豆でしたが、石臼で手をかけて挽いたことや
鉄瓶で沸かしたお湯のせいか、薫り高くとてもまろやかなお味でした。
美味しかったです。




焼き上がった作品を手に出来るのは、一ヶ月半〜2ヶ月程かかると言われました。
でも、いろいろな諸事情で延期になっていた友達Aのシカゴに戻る日が
今回は確実に11月中旬に決定してしまったので、無理を言って、一ヶ月程で
手元に届くようお願いしました。むちゃなお願いをしてしまったのに、 快く引き受けて
くださってありがとうございました。
焼き上がりが楽しみです。



しかし、とうとうAもシカゴに戻ってしまう。
今年はなんだか、いろんな《別れ》を経験する年だな‥