お別れ



昨日は著名な方たちの訃報が相次いで報道されていた。
今日、仕事場に行ったら、やはり悲しいお知らせが。
博学で、音楽好きで、カラオケの先生をしていた方。
夏ころ、その方は入院する前に店に来てギターを購入していた。
「退院したら取りに来るから、そのときまで預かっていて。」
レジの内側のスペースにずっと「おとり置き」で保管していたギター。
もう手渡すことが出来なくなってしまった。
あの方の笑顔や豊富な知識に感心させられたいくつもの日がまぶたに浮かぶ。
別れは突然やってくる。
なんともやるせない日であった。










ややっ!むむっ!!


古い本棚を水拭きしていたら、30代の男性が「いくらですか?」と、聞いてきた。
この本棚に目をつけるとはナカナカなヤツ。と、思うわたし。
その後、お向かいの同業者の店から木製の衝立を購入するのが見えた。
あちらのお店にはよく行くが、あんなイイモノあったの??
またまたうちの店に戻って来て、わたしが前から目をつけていたものばかりを次々と購入していく。
ダイヤガラス入りのドア。木製の四角い椅子。道具箱。6段の小引き出し。陶製の分電盤。
話を聞いてみると、こういう古いものをネットで販売しているそうだ。
雑誌クウネルや天然生活が好き、というので都内の骨董屋さんの名前を出してみると
「行ったことはないが名前は知っている!」と、目を輝かせていた。
とくに「さる山」さんのことには興味があったようで、ここでこんな話が通じる人がいるなんて!と、お褒めの言葉を(?)いただいた。
わたしも話していて楽しかった。
また来てね〜〜〜♪






古いガラスのボタン。なんと日本製。
ひとつ300円。
4個で1000円におまけしてもらいました。



今日はその他に懐かしい人が会いに来てくれたり、その方が一度自宅に戻ってお漬物や干し柿やお餅など自家製の美味しいものを持ってきてくれたり。また、古いガラスには詳しくないけれど、わたしが古いガラスを集めているのを知っているので「これ、どうかな?古いものかな?あげるよ。」って持ってきてくれる人があったり。
気にかけてもらって嬉しいな、幸せだな、と思う一日でもありました。