HARUMA COLLECTION



今日はひさしぶりにワクワク感というものを味わいました。
三浦春馬くんの20歳のバースデーイベントに参加してきたのです。


1000人の会場の中の、幸運にも3列目。ありがとう〜!
遮るものがない!視界良好すぎる!最高です。
まだ明日も開催されるイベントなので詳細は避けますが、あの涙には深い意味があるとみました。
それは、最後の最後、会場から「君に届け(出演)おめでとう」という声がかかったときでした。
さざ波のように拍手の音が増え会場いっぱいに満ちたあと。




「・・・・・あぁーっ、ありがとうございます。」といったあと、言葉に詰まってしまって、それでも何か話そうとする春馬くん。
なにも語らずにやり過ごすことも可能な場面だったでしょうに、春馬くんはこんなふう(曖昧だけど)に話てくれました。


「役者っていろいろある訳なんですよ。反対されたりとかね。頑張らなきゃって思うんですけど・・」
そう言って言葉につまり、客席に向かったまま、うつむいてしまいました。
そのうつむいた顔の目元をカメラがとらえて、後方のスクリーンに大きく映し出されました。
すると、まるで映画のワンシーンのように、その伏せた瞼のまつ毛から大粒の涙がひとつ、こぼれ落ちたのです。
そしてもうひと粒、もうひと粒・・・。
くちびるを噛みしめる春馬くん。
クルッと後ろを向いて、タオルで涙を拭う姿。
そして、泣き笑いの笑顔、顔をクシャッと崩した照れ笑いの、満面の笑顔で会場に向きあいました。
普段色白の顔は高揚してうっすら赤かったです。目はまだ涙がかわいてなくてまつげが濡れていました。
「はははっ、男は涙みせたらダメなのにっ!」
うわーっ。一体今のはなんだったのでしょう。

現在、1巻あたりの売り上げが100万部を超えたのは、少女コミックでは「ガラスの仮面」「花より男子」「NANA」など少数しかない中で、この漫画は10巻発売されていて累計1000巻の売り上げという人気漫画。
この映画化権獲得にはすべての映画会社、テレビ局が手を挙げたという。
そんな超人気漫画の主人公風早というピュアな高校生を演じることが決定した、そのことが大きな重圧だったのでしょうか。
この役を獲得するまでに、紆余曲折があったとか?
一瞬なんだかいろいろな憶測が過ぎってしまいました。そして
「風早(かぜはや)だけじゃないけど、一生懸命、みなさんを満足させられるような、そんな役者になりたいです。」
そう、おっしゃいました。


「僕は、みなさんに、なにも望んではいないんです。どうしてほしいとか、そういうことは一切、ありません。ただ、なんか面白くないな〜、つまんない毎日だな、とか思ったときに、僕の出ているテレビドラマをたまたま見て、面白いなとかそのとき思ってもらえたら、また来週まで楽しみにしようって思ってもらえたら、それが嬉しいです。」


謙虚です。でもしっかりとした意思を持ち、理想も夢もたくさんある人なんだなと思いました。
書いてたらいろんなことを思い出して、いちいち書きたくなってしまうんだけど、(ミュージシャンのゆずになりたい!ってこととか、生歌を2曲披露してくれてそれがとてもとても御上手だったこととか、健くんと旅行したいとかのイベント内容もさ)わたし自身が春馬くんという俳優さんの大きさを甘くみてたところがあるので、少しとまどっていて、うまくあらわせない感じです。


たしかに、昨年の『星の大地に降る涙』という舞台を拝見して、TVや映画よりごまかしのない世界での彼の体当たりの演技に圧倒され、役者としての振り幅の大きさとスポンジのように何でも吸収する柔軟さを目の当たりにして感動しました。
さかのぼること4年前、全く期待しないで誘われて行った映画「アキハバラ@DEEP」の舞台挨拶ではじめて生の春馬くんをみたときの眩しい美しさを含め、注目するひとではあったから、写真集発売の握手会にも行きました。
でもそれは今をときめく人気アイドル俳優さん、という域からしか見ていなかったきがするのです。


ですから今回のトークショーで、改めて三浦春馬その人の自然な動きや表情を拝見して、きれいでかっこいいだけではなくて、想像を遥かに超えてたくましく、しなやかな感性の持ち主の方なのだと知らされ、実に真面目な好青年だと再認識させられた感じです。


会場全体を見回し、目をしっかり合わせてくれて、なるべくファンとコミュニケーションしようとしてくれる姿にも優しさを感じました。
風早くんの役は積み重ねてきたものを一回崩す作業から役作りをすることになるのかな。
9月の公開を楽しみにしていますね。

会場を出る際に春馬くんから今日来てくださった皆さまに感謝の気持ちを込めて、と、プレゼントがありました。
「落ち込んだ時、悩んでる時、
この花を見て少しでも
元気になれますように・・
今日は来てくれてありがとう
          三浦春馬
そう書かれたカードと、赤い薔薇。
春馬くんの優しさを受け取りました。
20歳、おめでとう。
←クイズで勝ち残った方が戴いた直筆サイン。
今日はほんとに、久しぶりに華やいだ気持ちになれたなぁ〜。
誘ってくださったあなたさまに、感謝、感謝です。