この日は、宮城と山形の両県の南部にまたがる蔵王方面に遊びに行きました。


まずは、あたり一面水仙で彩られたこの場所。
ここ、実は「みやぎ蔵王えぼしスキー場」のゲレンデなんですよ。







冬にはたくさんの人で賑わうこの場所が、今の時期、50万株の水仙で埋め尽くされ一面黄色の絨毯に!!
初めて見に行ったのですが、もぅ〜圧巻でした。
水仙の優雅な姿と芳しい豊かな香りを堪能でき、心が穏やかになり洗われたように清々しい気持ちになりました。


いろんな種類の水仙が咲き誇っていて、その姿は春の光を浴び空に向かって微笑んでいるかのよう。
本当に綺麗でした。



そして次は、雪の回廊を通り抜け、蔵王のシンボルである「御釜」に向かいました。
蔵王御釜とは、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に囲まれた円型の火口湖のこと。
天気などによって湖水の色がエメラルドグリーンだったりブルーに見えたりすることから
別名『五色沼』とも呼ばれています。



でもこの時はまだ凍っていて、神秘的な雰囲気を漂わせる湖面を見ることは出来なかった。残念!!
しかも、コートを準備していったものの、あまりの寒さと強風に私は体が完全に冷え切ってしまうほど。
短時間の間に、春の息吹き、そして冬の厳しさを感じた体なのでした。



その後、100頭をこえるキツネが放し飼いにされている「宮城蔵王キツネ村」へ。
キツネ村なのに、何故か入り口では巨大ゴリラがお出迎え。笑




エサやり場でエサをあげ始めると、あっという間に沢山のキツネ達が集まってきます。
キツネ以外にもうさぎやポニーやヤギなどがいて、動物たちとの触れ合いを楽しんだ子どもたちでした。



このキツネくんは、某テレビ番組にも出演したという、北極ギツネのタロウ君です。
いま話題のワサオくんみたい。笑。和む笑顔に癒されました。



近場ということで渋滞に巻き込まれることもなく、大自然を満喫出来た一日。
小さい息子を連れてのお出かけは、たとえ近場と言えども荷物も多くてホント大変。行動範囲も限られてくる。
でも私は、小さい息子にも、記憶には残らないかもしれないけど
自然の匂いや、風の囁き、透明で澄んだ空気、小鳥や虫の鳴き声、美しい草花など、
四季折々の色や匂いや空気を、小さい頃から目で体で心で感じとってほしいと思う。
決してアウトドア派ではない私たち両親だけど・・・(笑)
だから、五感を使って自然を感じることが出来た蔵王での一日は、とても有意義な一日でした!