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なんだかちょっと恥ずかしいけど
観てきました。全編埼玉県北（熊谷市、深谷市、本庄市）ロケという甘い誘惑にのって！
「傘」という青春甘酸っぱい系映画！！
甘酸っぱいというか、あり得ないほど鈍感くんのじれった〜い恋物語。愛すべきヘタレくんのお話。
この監督、面白いなぁ〜〜。主人公は特に美少年系でもなく、美少女系でもなく、ごく普通なイメージ。等身大の田舎の高校生というのがとてもよく出ている。時代が１９９５年なので、ひと昔前の高校生、だね。
だからかな、このじれったい感じは。。
埼玉県北ロケと聞いてすごく期待したのだけど、出てくるのは畑・・・葱畑（深谷ねぎ）・・・農道・・・畑・・・
畑ばっかじゃん！
炎天下で苗植えなんてしねーーよっ！！（笑）
前半３０分を見逃してしまったので偉そうなことは言えませんが、「なにも変わらないでいることの大切さ」。
そこが見所の映画でした！都会に出て行った友達が故郷に帰ってきたときに「変わらない風景」があることにほっとすると言っていた。「この風景を俺たちがまもらなきゃな。」というお父さんの言葉。それは、のどかな畑の風景。
幼馴染の二人。「ここで告白かっ？？」とか、「抱きつくでしょう、このあとはっ」とか一人で次の展開を予想するじゃないですか。
それをことごとく裏切ってくださいましたよ、この映画は。そんな予想をしている自分が「なんて汚れた大人なの・・・わたしってっ！」と、自責の念に駆られるほど、爽やかでかわいらしいお話でした。
緑鮮やかな風景や空がほんとにきれいだった。真夏の埼玉を堪能できます。（笑）
ただ、俳優さんに特に思い入れがないので、物足りない感じはぬぐえませんでしたね。残念。
なおじろくんが主役だったらなぁ〜〜。あのぶっきらぼうさ。鈍感さ。的外れの優しさ。畑に苗を植える動作。（笑）
ぴったりかもだなぁ！！
かっこよすぎかっ。^m^
