誰しもがそうとは限らないけど、私ぐらいの年齢になると、はっきり先が見えないと、なかなか「あと一歩」が踏み出せなかったりする。
もちろんそれは「守るべきもののため」でもあるけど、不安や迷い、何かを失うことへの恐怖からだったりもする。
時間を積み重ねてきたことで生まれた、傷付くことや失敗することを恐れたり、余計なことまでいろいろ考えすぎてしまう気持ちが
本当は望んでいることでもどうしても自分に一歩を踏み出させてくれない。
私の場合、時にそれを「プライド」という名に置き換え、本当はただ怠惰の自分の空間を守ろうとしているだけにしかすぎなかったり・・・。








解散後「やりたいことをゆっくり考えたい」という龍之介くんの言葉を初めて目にした時、とにかく胸が騒いだ。
その言葉に、初めは、何も決まっていない先の見えない未来の扉の向こう側に自ら飛び込んでいこうとする姿が見えてしまい、
胸の疼きを抑えきれなかった。上手く言えないけど、ショックとか衝撃的とかっていうより、とにかくザワザワ心がざわついた。



でも何度も何度も2人からのメッセージを読み返したり、生配信を観たりするうち、
見えないその進むべき道の先が楽じゃなく大変なものだとわかった上で、不安ながらも嘆くのではなく恐がらずにその先に飛び込むことで
広がる世界があるんだという、その強い決断力や自分の選んだ道を進んでいく勇気に、かっこ良ささえ感じてしまったほどでした。
でも決断は、苦しかったよね・・きっと。




だからね今の私は、解散後、別々の道を歩む二人だけど
それぞれの魅力がそれぞれの道で輝き発揮できるよう、二人の旅立ちにファンとしてそっと背中を押したいです。
平川地の音楽にそっと背中を押してもらい、一歩踏み出すことの勇気を与えてくれ私の世界が広がったように
力強く「行ってこい!!」ってポ〜ンって背中をたたくことは出来ないかもしれないけど(笑)、頑張れ!って念を込めて
そっと二人の背中を押したい・・・今、そんな気分の私です。



でももちろん、まだまだ解散したわけじゃない。
平川地一丁目としての二人の大切な時間、二人らしく駆け抜けてね。