「あの頃のまま」製 作 発 表 記 者 会 見


自分は落選していましたが、お友達が貴重な参加権利を譲ってくださいました。
ありがたいことです。その方のために、レポをしたいとおもいます。
開始30分前に会場に入ったのですが、もうもう、BGMが「うたかた」「幸せへの距離」「あの頃のまま」ですよ〜。聞き放題です。うは〜。最高です。

そして、メモ用紙はぐちゃぐちゃで、まとまりないんですが・・・







○音楽評論家:平山雄一さん
「なぜか最近ブレッド&バターさんの『あの頃のまま』が気になって、聴いていたんですが、変わらないのもいいんじゃないか、と思って、変わらないことの大切さが、この歌の中にあるんじゃないかと思って、この音楽と演劇の融合(という発想?)につながりました。」
○脚本・演出:小池さん
「『ブレッド&バター』という才能がある若者が集って夢を語り合ったカフェが本当にありました。そこにあこがれて集まった若者たちが時を経て今、そのときの夢をかなえることが出来るのか、という話なのですが、全体に70年代の音楽(洋楽・邦楽)を散りばめて、音楽が主役のドラマ&ライブというものを描いて行きたいと思っています。」

○現在のアサギリコウタ役:寺泉 憲さん
ブレッド&バターさんの『ジャム』にでもなれたら素敵だと思います。さっき井上くんと話していたんですが、『僕たちもどっかで歌えたらいいね』と、思っています。(笑)」

○現在のスズキタダミチ役:井上純一さん
「日本の音楽の1ページを作ってきたブレッド&バターさんの実話があり、、それをモチーフにしたお芝居に出られるということは非常に光栄です。」

○33年前のアサギリコウタ役:龍之介さん
「さっき台本を渡されて、読んでみて、かなり、マズイなと・・(会場笑い)かなり、緊張してきたんです。僕と弟の直次郎が一人の女の子『マリエさん』を取り合うということなんですが、普段は好きになるタイプは違うので、こんなことはないので、張り切って、奪い合いたいと思います。とりあえず、かつぜ・・・かつぜつを、え〜、良くするように頑張ります。(噛んだ〜。会場笑い)よろしくおねがいします。」

○33年前のスズキタダミチ役:直次郎さんからのコメント
龍之介さんが読み上げました。
「『どうしても高校を休むことが出来ないので、会見に参加できず、すみません。僕たち二人は舞台は初挑戦ですが、映画で知り合った友人が「どうしてもやったほうがいい」というので、頑張って演じたいと思います。僕たち兄弟は一人の女性を二人で好きになるということはないので、楽しみにしています。(というような内容。)役柄では年齢も同じという設定なので、龍之介よりも輝いた演技をしたいと思います。』
中途半端なんですが、ここで手紙は終わっています。(会場笑い)まぁ、頑張るということで。以上、平川地一丁目からのコメントでした。」
進級がかかっていて、まずいので、どうしても参加できませんでした。とのことでした。

○マリエ役:藤澤志帆さん
「二人の男性に40年間愛されるという役を頑張って演じたいと思います。」

○マリエ役藤澤志帆さんへの質問
平川地一丁目と初対面したときの印象は?
「ポスター撮りのときにお会いしたんですが、お兄さんのほうはわりと話して、打ち解けてきたかなって思います。弟さんは、恥ずかしがっていて、これから仲良くなっていけたらなぁと思っています。(笑)二人ともとにかく、背が大きくてびっくりしました。」

○『ミュージカル』と『ドラマ&ライブ』の違いについての質問について
小池さん:「音楽のために芝居があり、芝居のために音楽がある、という試みは意外とないんじゃないかということでそういう融合が出来ればな、と思っています。」
どうも本当に音楽と芝居が別々な舞台みたいですね。D☆Dの森さんと小寺さんは踊りも素晴らしいのだそうですが(すみません、知らないので)今回の芝居にはそういうミュージカル仕立てのような場面はどうやらなさそうです。ですが、これから検討するかも、というようなニュアンスでもありました。
音楽作家新川博さん:「ミュージカルというと、音楽的にシーケンサーの音ばかりが目立ってガッカリすることもあるが、今回の芝居には、演奏は生演奏で、しかも演奏者の方が素晴らしい方たちです。ドラムは元ティンパンアレーの林立夫さん、ギターは元はっぴぃえんどの鈴木茂さん、そして元??の田中章弘さん。」そう仰る新川さんは自身もキーボードでこの舞台に参加されます。
○○(自分で書いておいて字が読めない)正強さん:「たいへん豪華です。音楽をちゃんとやって欲しいという想いが強くて、そういう意味ではちょっと集まれないメンバーです。」

ブレッド&バターのお二人も芝居のほうに参加されてはいかがですか?
岩澤幸矢さん:「昔、ドラマに出たことがあったんですが、ひと言の台詞がしゃべれなくて、すぐそれは終わってしまって・・それがトラウマになっているので芝居はどうかな。」

順不同ですが、メモを膨らませて書いているので実際の言葉とは異なりますし、もっとたくさんしゃべってくださいました。
わたしが受け取ったことは、まさにあの頃の時代を振り返ること、再現することに現代の大人が相当の熱意を持って取り組むぞ!という意気込みでした。
わたしは、兄弟で音楽をやっているという共通点はあるものの、湘南ボーイの典型といえる垢抜けて都会的なブレッド&バターさんの役を、佐渡の自然の中で育った素朴な二人に抜てきするときに多少の違和感はなかったのかな、とか、そういうことを聞いてみたかったです。(笑)
ブレッド&バターの岩澤幸矢(さつや)さんとニ弓(ふゆみ)ご兄弟は、なんというか、すごく立派な方たちなのに、なんだか、ほわ〜っとして優しいおじいさん・・・(すみません。ナイスミドルでしかも偉そうでないの)素敵な年輪を重ねてきた方たちなのだということがその風貌からにじみ出ているのでした。かっこいいなぁ。
龍之介さんはそんなに緊張しているようには見受けられませんでしたが、写真撮影のときの表情は口を結んで、ちょっとこわばっていたようでした。そんな合間に、藤澤志帆さんとの雑談をかわしていましたが、そのときには笑顔がこぼれていて、「あ〜、こういう雰囲気の写真が素敵なのにもったいないなぁ」って、思いました。
龍之介さんは黒のライダーズジャケットが細身な体によく似合っていました。右肩に銀の糸でドクロが刺繍されていて、左胸にもトランプみたいな刺繍がありました。
長身でスリムな体型がひときわ目立ち、たいへん格好よかったです。
司会は、平山雄一さんと、ダブルスターの大塚文乃さんでした。
大塚さんの声がよく通っていて、明るい記者会見でした。
貴重な席を譲っていただいたあなた様、本当にありがとうございました。少しでも雰囲気が伝われば幸いです。