右下の絹糸をカッターで切り落とす。バケツに入れたものが糸。
天使の髪の毛みたいにカールしてる。


絹糸を外したものをごしごし洗浄→乾燥→オリーブオイルを塗る。
これで骨董市などで売られている不潔でない糸巻きになります。
ふぅ〜〜。
30個、ありました。







東 京 が す き


平川地一丁目の「とうきょう」は、東京好きなわたしからすると、ちょっと苦しい歌です。




東京という都会にはじめてきたのは、高校一年のときだったかな。兄と姉が同居して暮らしていたので、冬休みに遊びに行ったのです。
高校卒業後に上京して姉とわたしの二人暮らしが始まりました。専門学校の授業や課題はきつくて土・日も遊んでいられなかった。
その後、就職、退職、今度は夜間の専門学校に通いつつ昼間バイト(この時期ほど楽しいことはなかったね。青春でした。)結婚後、また専門学校に通いまた就職(このへんもすごく楽しかった。結婚してたのに、モテタ。笑)、里帰り出産している間に埼玉に引越し・・・東京暮らしは10年半。
その10年の間、「東京の人」にいやなことをされたり、嫌いになったりしたことは一度もなかったです。まー、「壁」を感じることや、ホームシックはあったりしたけれどね。
すべてが新鮮で、すべてが優しくて、全てが学びの場所だった。
「おめでたい人だなぁ」と、言われるかもしれない。あるいは陰で馬鹿にされていたのかもしれない。でも、本当だよ。出会った人たちみんなが紳士であり、淑女だった。バブルな時代ということもあり、羽振りがよく(笑)、面白くて、右も左も分からない田舎娘に親切にしてくださった。本当に感謝しています。
わたしが上京した頃・・いまから約30年くらい前だから、その頃と今では社会も変化していて、おいそれと誰でも信用してはいけないのかもしれないけれど。
新しく東京でひとり暮らしを始める人たちや、親御さんは不安もたくさんあることでしょう。東京で出会う人の中には地方出身の人もたくさんいらっしゃるでしょうし、みんな最初は同じようにドキドキとワクワクが入り混じって生活をはじめたのだと思います。ホームシックに押し潰されそうになるときもあるでしょう。簡単に人を信じてはいけないなぁと反省することもあるかもしれません。
それでもわたしは言いたいの。
東京の街も、人も好き。大好きです。


・・・・がんばれ。そして東京を好きになってくれるといいです。