土曜日のことですが‥
その日の朝、朝食を終え私が台所で洗い物をしてると
「ママァ〜〜♪」と呼ぶ息子の声が‥
「なに?」とその声のするほうへ視線をやると、そこにはっ!!





ティッシュを1枚ずつ鼻の穴に入れ、そよそよとなびかせながら
満面の笑みを浮かべている息子の姿が‥(写真撮らせてもらった。笑)
鼻水が出てて、ちょっと風邪ぎみだった息子。でもだからって!!
まったく‥ほんとに面白くて、かわいくて、憎めないひと。
そして、私に笑いを運んできてくれるひとなんです。


でもちゃんと叱りましたけどね。
ティッシュ2枚も使うなんてもったいない!
やるんだったら、1枚を半分にしてやりなさい!」ってね。笑


ちなみに彼はそのあと、そのままの状態でしばらく遊んでました。
ティッシュをなびかせながら‥



えっと、昨日の赤石さんの件ですが‥笑


私がCDショップで働いてたのはもう何年も前のことで、今はその業務形態も
変わってしまっているだろうから、何の参考にもならないだろうけど‥
でも赤石さんの言うとおり、お客様の反応というのはダイレクトに店員に伝わり
それが店頭での業務に影響するというのは事実でした。
CDショップの店員というと、どんなジャンルの音楽にもつよく
いろんな情報を収集してると思われがちだけど、実際は意外に分からないことが
多かった。私が働いていた時も、それぞれのジャンルに分かれ仕入れ等を担当していたから
自分が受け持つジャンルに関しては詳しくても、そのほかのことは
全然知らないことばかりでした。
だからこそ、そんな中で情報を収集し、反応のいい商品を素早く察知し
業務に反映出来たのは、やっぱり一番はお客様の反応。
私がいたお店でも、メーカー側の対応よりも、お客様の反応や、または個人の
好みが、店頭でのディスプレイやサンプル盤をまわす回数に、直接影響してました。
実際、どんな音楽が売れ、どんな音楽が必要とされているのか、それは
メーカーやお店の反応や思惑とは違い、受け取る側のお客様たちのほうが
正直でしたから。だからこそ、その反応は重要でした。


だからね、赤石さんが小耳に挟んだこと、ホントだと思いますよ!笑


あとはね、毎月お店のほうには、各レコード会社から「新譜案内書」というものが
届けられ、各お店はその案内書を見て何を何枚仕入れるかを決めます。
中には、もうすでにメーカー側から入荷枚数が決められている商品もあり
お店側の要望が必ずしも通る訳ではなかったけど。


新譜案内書には、アーティスト名・発売日・品番・タイトル・収録曲・コメント等
(タイアップが決まってる場合はその内容など)が書かれています。
でも、その月に届けられた案内書で入荷枚数を決定する新譜というのは、
2〜3ヶ月後(もしくはそれ以上先)に発売日が決まって(または予定)いる商品のもの。
だから中には、タイトルも何も決まっていないものが多々ありました。
つまり、その新譜の資料(音源とか)が何もないにも関わらず
もうその時点で発売日に入荷する枚数を決めなければいけないということ。
それはとても難しいことでした。
あとで追加注文したとしても、その入荷は発売日以降になってしまうことが多く
発売日に店頭に買いに来て頂いたお客様などは、発売日当日に商品が置かれて
いなかったとなれば、お店から離れていく要因にもなりうるでしょうしね。


そんな状況において、私たちが一番新譜の入荷枚数を決めるのに重要な参考としていたのが
そのアーティストの今までの商品における予約枚数でした。
その予約枚数を基準と考え、タイアップや注目度、活動状況などを考慮し
入荷枚数を決定していました。
つまり‥予約って大事ってことなんですよね。それも、早めの予約が。
お客様にとっても、確実に発売日当日(もしくは前日入荷の時)に手にすることが
出来るし、店側にとっても、商品を切らしたりすることないよう入荷枚数を
決める参考にもなるし、何より、赤石さんがおっしゃってたように
予約枚数が多ければ、店側のそのアーティストに対する注目度が
かなり上がりますから。それがいろいろな対応に影響するのは確実。
ただ、そのように入荷枚数はかなり前の時点ですでに決まっているので
発売日近くになってからの予約では、初回盤は終了‥とか、入荷は発売日以降‥とか
難点も出てきますから、予約をするなら早めの方がいいということになると思います。


とにかく、一番ファンとして直接反応を直に伝えられる環境にいるのは
ショップの店員の方たちでしょうから、予約するなどの反応は
アーティストへの影響にも大きく左右するものだと思いますよ!





‥‥‥‥って、すごく長くなっちゃったけどこんなんでどうでしょう?赤石さん。笑。
古い話で参考にならないかもしれませんがっ!!
ちなみに、そのショップによってカラーというものがあって
「このショップは、このアーティストが強い」とか
「このジャンルの音楽は、このお店が強い」とかいうものが自然と
出来上がっていました。メーカー側も、それによって対応が違っていましたので
同じ商品を扱っていても、お店によってある種の「差」があったのも事実です。


余談ですが‥
私が働いてたお店はね、バンド系と、実はス〇ップがすごーく強いお店
だったんですよ。笑。全国のショップを対象とした、ス〇ップのアルバムの
予約枚数を競い合う予約コンテストというのがあって(ビクター主催)
それで全国第3位になったんです。笑。その賞品というのが‥
1位のお店には木〇さんが、2位のお店には香〇さんが、そして3位のお店には
草〇さんがそれぞれ来店し、賞状とトロフィーを渡してくれるというものだったの。
‥‥‥今でも私の手元にあります。賞状を持ち、草〇さんの横ですごく不機嫌そうに
写っている私の写真が。笑。当時、あまり好きじゃなかったのよね、そういうことが‥はは。
でも、赤石さんが以前(今も?)ス〇ップ好きと知った時は、何か運命を感じました。笑