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赤石さん、遅くなりましたが、24日のレポありがとうございました！
なんだか、24日のことや、来年のいろんな情報で盛り上がってる中
また水をさすようで申し訳ないんだけど（笑）‥
母のこと書きます。

先週ずっとブログをお休みしてたのは、遠く離れたところに住んでいる
姉とその息子夫婦が、急遽母に会いに来てくれていたからです。
本当は来年の3月に、保育園で働いてる姉は仕事を辞めるつもりでいて
その後にゆっくり時間を取り母に会いに来る予定でした。
でも‥

11月の3周年イベの前の日にうちに泊まりに来た時は、まだなんとか立ち上がる事も出来ていた母。
玄関まで続く階段も、両脇を抱えられながらも自分の意思で歩こうとする仕草は感じられていたし
感情の面で異変を感じる事は多少あったけど、それでもまだ意思の疎通は
出来ていたしね。

でもその後、明らかに様子がおかしくなってきた。しかも急激に。
私たちが会いに行っても、目はうつろになり焦点さえ合っておらず表情がまったくない感じ。
何に対しても興味を示さず、悲観的になり何かにつけすぐ泣き出す。
記憶力や判断力の障害も見受けられるようになってきたし、幻覚を見ているかのような事を
口走るようにもなった。時間の感覚が無く、昼なのか夜なのかも分からない時も。
でもそんな症状がいつも現れているかといえばそうじゃなくて
先週来た時はすごく調子良さそうで笑顔もあり会話も普通に出来ていたのに
今週行った時には、またその症状が出ていたり‥と、症状は不安定でした。

そんな母の様子に、出来ることなら早いうちに母に会っておいて欲しいと思った私は、
「今年中になんとか‥」と願い、姉に来てもらったという訳です。

結局姉たちは、予定していた日数より長くこちらに居てくれて
母との時間を過ごすことが出来ました。姉は、「今来てよかった」‥そう言ってくれた。
母も喜んでくれたけど、でもその症状は相変わらず不安定で
体調や感情の浮き沈みが激しく、その差は以前にも増して感じられました。

そんな母を、当初私は脳の老化による生理的なものが原因で
このような認知症の症状が出てきているのかなって思ってた。
ただあまりの進行の早さに、私自身「どうして？なぜ？」と戸惑っていたのも事実だけど‥
でも昨日、その原因が分かりました。
頭部ＭＲＩにより、「多発性脳梗塞」だと診断されました。
それが原因となり、肉体的・精神的機能の障害が出ているそうです。

いろいろ「多発性脳梗塞」による痴呆（認知症）について調べてみると‥
やっぱりその特徴的な症状は、今の母の症状に当てはまる事ばかり。

1.まだら痴呆が多い。
2.症状が安定せず動揺する。
3.感情失禁がある。
4.自発性の欠如。
5.記憶喪失、幻覚、妄想。
6.眼瞼下垂。
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その他の症状も、今の母に見受けられることが多いものばかり。
そしてこの病気は、間欠的に急激に進行する時期をともないながら行進してゆく
ものだということも分かった。

私は‥‥
母が「多発性脳梗塞」だと知らされた時も、今こうやってこの症状について
いろんな情報を知るにあたっても、不思議と気持ちは落ち着いています。
逆に、「なぜ？どうして？」と戸惑っていた気持ちが
その原因が分かり、家族としてどう対応していけばいいか知る事も出来
「だからか〜〜！」と、まるで謎が解けたかのようにすっきりした感じです。

ただ母に、言いたくてもどうしてもどうしても言えない言葉があるから
症状が進む前に、それだけは伝えたいなって思ってる。
その事を考えると、時間があまり残されていないことや
この場に及んでもそう出来ない自分の気持ちにジレンマを感じるけどね。
明日も母のところに行く。明日は‥伝えられるかな〜〜？

私がこうやって母のことを書く言葉は、読んで下さってる方にしてみれば
「痛く」感じられるかもしれないけど、私自身としては穏やかに
この状況を受け止めていて、母のこれから先に待ち受けているものに
ついても、ある意味覚悟は出来ています。
ウジウジ・メソメソしているのは、私の性分に合わないしね。
だからただ、私の母に対する「独り言」をこれからも
見守っていただければなぁ〜って思います。何もかも書けばいいってもんじゃないけど
自分の思ってること、考えていること、が、ココに書けなくなるのはやっぱりイヤです。

でも‥ホントちっちゃくなったなぁ〜お母さん。
私が今も心に焼きついている、あの頃の面影は全然なくなってしまった。
時折見せる、こどものような無邪気な笑顔がかわいいんだよ。笑
でも、仕草はこどもみたいに感じるときもあるけど
いくら脳障害をおこしているとはいえ、心の中はちゃんと今でも「母」なんだと伝わってくる。
気丈で頑固なところは、今も健在。やっぱり私の母だ。笑

でも‥いつか私のことも忘れていくのかな？