[天然赤石便り]


ただいまー
北海道に帰省していました。
久しぶりに母や兄弟、その家族に会えてよかったなぁー(^^)





この杉の木は家の木。裏の薄暗い一本道を進んだ途中にあります。
この鬱蒼とした林の上の山を削って新しく道路が建設され、このように杉の木を道から見ることができる日が来るとは想像できなかったな。

「この杉をずっと下って行くと家に着くんだ」と、車を止めて説明する兄のはなしを聞き、姉とわたしは驚きでいっぱいです。。





こちら側があの杉の木に続く林の入り口。
家から3分くらい歩いた家の裏山です。
ここから5分くらい崖沿いの一本道を延々と歩くとなだらかな平たい場所に着きます。
木漏れ日が差し込むそこはさながらスポットライトのあたるステージのようでした。
それからまた5分〜10分くらい進むときれいな川と泉があり行き止まり。山の斜面にぶつかるからです。
「ここに居れば白馬に乗った王子様が現われると本気で信じていた」と、姉。
わたしも本気で「あかずきんちゃんみたいに怖いオオカミに会いませんように」って思って歩いたものでした。
ロードオブザリング」などの鬱蒼とした薄暗い森を歩くシーンが出てくる映画などはそのせいなのか大好きです。(笑)
「妖精ってほんとに居るかも」姉と私はそう思い、兄二人は冒険もののヒーローになった気分でこの森に入ったことでしょう。
いまでは森の枝はらいもままならず、あの泉もどうなっているのかわかりません。
昔はおそるおそる探検した深い森や川や山、それらを道路の上から眺めるなんて、不思議だなぁ。
それだけ年月が経ったということなんだね。





山の中の秘境温泉に予約したものの、豪雨で土砂崩れが発生し、通行止めになるまえに緊急避難して別の旅館に移動したり(スリリングな体験でした。道に流木とか土砂が・・)、また別の宿はそんなに期待してなかったのに昨年新築したばかりで高級ホテルに生まれ変わっていたり(キレイすぎてわたしは大満足!!!ただしお盆料金でさらに高いのを忘れてた)いろいろあったなぁ。


八戸で「はやて」に乗り換えるとき「暑いなぁ」って感じたんですけど、大宮に降り立ったときのあの感覚ったらなんて表現していいかわかんないくらい異常でした。
「暑い!!!!!!!!!!」
もわ〜〜〜んとした湿気と想像を上回る暑さに、「あー、本州は暑いんだった・・いままでが涼しかったんだ」って自覚。
できることなら許されるなら、北海道に帰りたいなぁ。(笑)