私の(勝手な)PVのシナリオは、こう・・・








直次郎くんと彼女は付き合ってる関係。
2人とも、本当は今でも互いのことが好きで、必要としている存在。


でも直次郎くんは、歌唄いとして音楽の世界に生きていくことを決心し
その自分の決断が、「自分では彼女を幸せに出来ない・・」と自ら別れを決める。
本当は好きなのに、別れたくないのに、幸せにしてあげることが出来ない自分を責め
でもその気持ちを隠し、ただ冷静に別れを切り出した・・


彼女も、2人の関係の将来に不安を抱き迷いながらも、曖昧な関係という感情に身をまかせ
好きという素直な気持ちのまま、直次郎くんと今まで付き合ってきた。
でも、音楽の世界に生きてる直次郎くんから別れを切り出され、
「とうとうこの日が来た・・」という覚悟の表情。
直次郎くんと出会ったときからすでにいつかは来ると思っていた、この瞬間。
でもその冷静さとは裏腹に、こんなに好きなのに、好きで好きでしょうがないのに
別れたくない!と、張り裂けそうに痛む胸の中。
彼女は解っていた・・・直次郎くんも苦しみながらこの別れを決めたことを。
そして、直次郎くんの音楽に対する真っ直ぐな心を・・・
だから彼女もまた、自分の感情を押し殺し冷静を保ち、別れを受け入れた。


でも最後の我儘として、彼女からドライブに誘う。
「最後に、貴方の朝までの時間を私にくれない?」   (書いてて恥ずかしくなった・・・笑)



海まで車を飛ばし、迎えた朝。
二人ともいろんな感情が渦巻き押し寄せてくるものの、吐き出すことも出来ず
言葉を飲み込むことしか出来なかった。だから二人の間に、あまり会話はない。
海で、彼女は何度も後ろにいる直次郎くんのほうを振り向き、本当の気持ちを伝え駆け寄ろうとするも
グッとその感情を抑え、何も告げられぬまま、海のほうを見据え、直次郎くんに背を向けるしか出来なかった。
そして、車の中で浅いうたた寝に落ちた彼女。
その彼女の頬を、愛おしそうに別れを惜しむように触れる直次郎くん。直次郎くんの決心は固かった。
(あの手の力加減や角度に、好きだからこそ別れを決めた、優しさと哀愁と強い意志を私は感じたんですよ!!!恥。)
実は彼女はその直次郎くんの手の温もりを感じ取っていた。
でもあえて目を閉じたまま寝たふりをしていた。永遠に覚めることのない夢の中に居たかったから・・



その頃龍之介くんは、スタジオでずっと直次郎くんが来るのを前の晩から待っていた。
直次郎くんが歌唄いとして音楽の世界に生きていくことを決心し、彼女に別れを告げることを知っていた龍之介くん。
ただひたすら待っていた。
そこに帰ってきた直次郎くん。目も合わさずにいた二人だったが
その直次郎くんの顔に、強い決意の表情を読み取った龍之介くんは、その気持ちに答えるかのように
あえて何も言葉をかけず、ギターをかき鳴らした。
龍之介くんもまた、音楽の世界で生きていくという自分の決意をそのギターに込め、一心不乱に集中した。
そして直次郎くんも、そのギターに合わせ、心を吐き出した。
二人の心が重なった。二人の決意が重なった。
それが、「うたかた」・・・・・






あ〜あ、何やってるんだか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜私。
もっと他に書きたいことあったのに!!!!
もう寝なきゃ。。。。。